こんばんは、Toshi(@nenpi1986)です。
今日はユタ君(@yuta1_99)の就職体験記に乗っかって、僕もフィリピン就職についての情報をここに残しておきたいと思います。
フィリピン就職をする際には、大きく2つの選択肢が考えられます。
日系企業を選ぶか、外資系企業を選ぶかです。
現地の求人情報を調べた限りですと、日系企業は秘書や営業、通訳、翻訳、製造業の生産管理等の求人が目立ちます。
一方、フィリピンにある外資系企業の日本人向け求人は、カスタマーサービス、マーケティング、SEやプログラマーが多い傾向にあります。
フィリピンでの現地求人をざっと比較してみると、カスタマーサービス関連の給料が悪くないことに気付きました。
また、現地求人の給料を比較したところ、日系企業よりも外資系企業のほうが、平均的に給与は高い傾向にあるようです。
さて職歴なしの既卒となってしまった僕は、日系にビビっていた(笑)のと、給与面から外資系企業を中心に就職活動しました。どうせフィリピンに滞在するなら日系企業以外で働きたいなとも思ってました。
日系企業は1社も受けていないため、現地外資系企業での就職活動についての僕自身の体験をここに書きます。
僕が就職活動してわかったこと
1.求人はマニラに集中している
特にマカティ、フォートボニファシオ、オルティガスに求人が集中しています。フィリピンのビジネスセンターです。
2.アルバイト経験が面接の際に使える
アルバイト経験やボランティア経験がある方はがんがん履歴書に書きましょう。アルバイトも立派な職歴です。
実際に僕が採用された際には、接客系のアルバイトを学生時代3年ほどやっていた経験が評価されました。
カスタマーサービス系の外資系企業求人への応募の際は、コンビニや居酒屋などの接客業アルバイト体験は強みとなるでしょう。
英語面接の際の質問内容や、様子はyuta君の就活日記が参考となりますのでそちらをご覧ください。
3.カスタマーサービス系の求人は未経験でも採用されやすい
給与も比較的悪くないので、ここは狙い目です。若くて日本語ができれば採用というところもあります。20~30代前半ならフリーター、ニート期間があっても、チャンスがあります。
基本的にフィリピンでの外資系企業の日本人向け求人は、実際の業務では日本人を相手として日本語を使い、社内の同僚とのコミュニケーションでは英語を使うという環境が多いようです。プログラマーやSEの方だとまた変わるでしょうが、情報がありませんのであしからず。
カスタマーサービスと最初言われながら、翻訳、マーケティングもやらされている僕ですが、いい経験させてもらっています。毎日英語を使う環境です。
現地採用の給料でやっていけるのか
日本人向け給与ですと、おおよそ6万ペソ~ぐらいからあります。注意すべきは、その給与が手取り給与なのか、額面給与なのかという点です。
面接の際に提示された額が手取りなのか、額面なのかを必ず面接官に確認するようにしてください。
手取り6万ペソぐらいあれば、シェア生活をすることで月に日本円で約7万円~ほど浮かせることが十分可能となります。
給与日本円にして10~15万円ちょっとといって最初は悲観してしまうかもしれませんが、物価差とルームシェアリングを利用することでゆとりのある生活ができます。コーラが8ペソで飲める国ですので。
その浮いたお金で英会話学校行くもよし、ビール飲むもよし、本を買うもよし、コーラ大人買いするのもよし。次のステップの資金にするのもよいと思います。
英語力強化をしたいのならば、フィリピンで働きながら休日は英語学校、あるいはレアジョブやラングリッチなどのオンライン英会話を利用する手もあります。
また、フィリピン人の多くは英語ができますので、日常的に英語を使う環境に身を置くことができます。
修行の場として、フィリピンを選ぶことは選択肢としてアリです。特に僕のように留学の影響で就活時期に間に合わないで既卒となった人間を救ってくれる場です。ただあくまでもステップアップの場として選択することがベターな気がします。語学力や自分のスキルに自信のある方は、シンガポール、香港等で職を探すほうがいいでしょう。
僕はここで稼いだお金を後のスペイン、ブラジルで生活する資金に回します。
ちなみにこっちでは、月に平均して約3万円ほどしか使っていませんので、だいぶお金が貯まりました。フィリピン現地就職+シェア生活の組み合わせは非常に有効です。ここで得た経験を活かし、次の国に2月から移りたいと思ってます。
今日はこんなところです。ごきげんよう。
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